探偵が行う調査以外の業務内容とは?
探偵の業務内容は、調査だけだと思っている人は多いでしょう。
確かに、探偵の業務内容の大半が、浮気調査であったり、盗聴器発見調査といった調査業務が主です。
しかし、探偵の業務内容は何も調査業務だけではありません。
探偵の調査以外の業務は他にも
- 求人の管理、職員の管理
- 調査のスケジュール管理
- 電話対応
- 依頼者の相談受付
- 報告書の作成や撮影した証拠の整理
- 撮影機材や消耗品の管理
といった裏方の仕事、事務仕事が多くあります。
探偵の求人情報を見てみると、調査員だけではなくこういった事務員などの人員を募集していることも珍しくありません。
中でも、特に調査後の証拠整理や、依頼者へ提出する報告書の作成はとても重要。
なぜなら、報告書は調査の内容をすべて表す結果そのものだからです。
調査で得た証拠と報告書をキチンと用意していなければ、探偵事務所の評判は下がってしまうでしょう。
また、
報告書がいい加減なものであれば、トラブルになってしまうこともあります。
反対に、調査の報告書が依頼者の希望通りであれば探偵事務所の評価は上がりますから、今後の集客に期待できる可能性も。
調査だけではなく、このような報告書を作成する仕事も、探偵事務所の信頼に影響する大事な仕事なのです。
なお、証拠の整理や報告書作成の書式といったものは、探偵事務所に入社すると、早い段階から説明と作成方法を指導されることがほとんどだそうです。
また、これらの業務のほかにも
探偵事務所には営業業務というものがあります。
基本的に探偵は、訪問販売などが出来る商品を取り扱っているわけではなく、サービスを提供する仕事です。
探偵事務所の行う営業活動は、想像する地道な営業活動とはまた違うでしょう。
探偵の営業はサービスを知ってもらい、未来の依頼者にアピールをしなければいけません。
探偵事務所の営業活動は、どうやって効果的に依頼者に自分達の事務所を知ってもらうかを、試行錯誤する必要があるため、アイデアマンは重宝されるかもしれません。