探偵の仕事は辛くてきつい?危険度は?

探偵という仕事の実態は、いまだに謎に包まれている部分が多いものです。
中には、事件に巻き込まれるなど、命の危険性がある仕事だと考えている人もいます。
実際、探偵の仕事は辛くてきついものなのでしょうか?
また、どの程度の危険性があるのかも一緒に見ていきましょう。


探偵の調査は殆どの場合危険性は少ない

日本の探偵が行っている仕事の多くは、浮気調査や行動調査。
警察が関わるような事件の調査をすることはないと断言できるでしょう。
そのため、探偵ドラマや小説から連想するような危険性はありません。
ただし、人間を相手にするビジネスですから、トラブルが起きることがないとは言い切れません。

例えば、張り込みや尾行のスキルが伴っていない状態で調査すると、周囲から不審者と勘違いをされてしまうことがあります。
場合によっては、警察を呼ばれることも。
もちろん適切な調査をしているなら、警察を呼ばれても堂々としていれば問題ありません。
ですが、調査は失敗に終わってしまうでしょう。

また、対象者に探偵であることを気付かれた場合もトラブルになる場合があります。
暴力沙汰になる可能性もゼロではありません。
しかし、これも探偵として適切な調査をしていれば、相手に気付かれるといったことは起こらないはずです。
探偵としてのスキルを身に付け、法律に則った調査をしていれば、危険な目に合う可能性は限りなく低くなるでしょう。


探偵の仕事がきつくて辛いかは当人次第

探偵の仕事が、きついか辛いかは一概には言えません。
適正のあるなしや当人の覚悟、考え方によって変わるものだからです。

ですが、客観的な視点から探偵という仕事を見ると、体力や忍耐力が必要な職業であることは間違いありません。
探偵の仕事は、現場に赴いて尾行や張り込みをするのが基本です。天候や時間に関係なく、外で長時間張り込みをすることも珍しくありません。
一方で、パソコンを使ったデスクワークをこなさなければいけないことも。
探偵の仕事は、このように多岐に渡っているのです。
そのため、ハードで不規則な調査をきつい、辛いと感じる人もいるでしょう。

仕事への感じ方は人それぞれと言ったものの、未経験の新人のうちは、大抵の人が辛さやきつさを感じることになるでしょう。
それは探偵に限ったことではなく、分からないことやできないことが多いうちは、仕事に対して誰でも辛さやきつさを感じることがあります。
一方、そこにやりがいを見いだせる人間であれば、探偵は辛くてきついだけの仕事ではなくなるでしょう。


探偵には体力や忍耐力が必要

探偵は決して危険性の高い仕事ではありません。
正しく調査を行えば、調査中にトラブルに巻き込まれるケースもほとんどないでしょう。
もちろん命の危険性もありません。

しかし、仕事の辛さやきつさに関しては当人次第。
体力や忍耐力が必要で、一旦調査に入れば休憩がままならない時があるのも事実と言えます。
そのため現実を知らずに探偵になると、辛さやきつさを強く感じるはずです。
それは、探偵の離職率の高さにも表れています。
探偵という仕事にやりがいを見い出せば、辛くきついだけの仕事ではなくなるでしょう。